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2017年12月10日の日記 
色々なこと。 [日常]
 秋応募が終わりました。
 この秋はGAとHJに集中して送りました。
 本当にギリギリまで書いてました。
 とりあえずは、結果待ちとなります。

 日記書かなかった間にあったことはこんな感じです。

 スマホですが、バッテリー交換はとっくに終わっています。
 で、自動契約更新の猶予期間が1月2月なので、そのタイミングでMNPしようかと思います。
 スマホ上でワイモバを解約するの面倒なので、ショップに行ってMNPして来ようと思います。
 そこから次の申し込みをするのですが、近所にショップがないので通信契約するとして、多分一週間くらいスマホが接続できなくなります。
 まあ、タブレットがあるので、通話以外デザリングで今まで通り使えますが。
 次の通信会社は楽天モバイルでほぼ決まっています。
 スーパーホーダイプランにすると、今までと同じ6GBで+通話5分付で私はダイアモンド会員なので、月2480円です。
 ちなみに、MSの会員なので、SKYPEからの電話への通話が月60分がついてくるのであまり通話を気にしませんが。
 楽天モバイルの利点は、私の通販は楽天が大半で、カードも楽天カードなので、いろいろな部分で特があるわけです、料金も割引ありますし。
 楽天モバイルスーパーホーダイプランの一番の売りは多分、容量使い切っても128kbpsに落ちるのではなく、1Mbpsなので、そこそこ使えるところでしょうか。
 まあ、私は計画的に容量を使うので、使い切ることはほぼないですが。
 そんな感じで、また二年NEXUS5Xで行こうかなと。

 で、通信を変更するにあたって色々変更する必要もあります。
 一部の月定額のサービスを通信料から支払っているので、それの切り替えですが。
 Googleに払っているのと混じっていて、ワイモバの明細にも一括でしか書いてなくて困りましたが、漫画系のところをクレジットカードやGoogleに切り替えました。
 切り替えた上で、そこのポイント、いつも消滅期限ぎりぎりに慌てて消費しているので、定額ポイントを止めました。
 これから一年は毎月ポイント消費していくことになります。

 歯医者に通い始めました。
 9月からなのですが、徐々に治療を始めています。
 ネットランキング一位の痛くない歯医者と聞いていたのですが。
 麻酔なしで歯を削るんですけど。
 麻酔打つ時は何本も打って痛いんですけど。
 麻酔打っても痛いときあるんですけど。
 たった十五分から三十分程度なのに、憂鬱になります。
 あのね、私はちくっとでも痛いのは嫌なのですよ。
 激痛はないですし、ちくっとでも来たらやめてくれるんですけど。
 私はそれ以上も痛みないのがいいのです。
 おそらく年単位で通うことになると思います、今の歯がぼろぼろですから。

 やっと鍋の季節が来て、鍋スープも増えたのですが、赤から鍋もどこでも市販されるようになったのですが。
 期間限定で十五番ってのが出たんですよ。
 赤からの番ってまあ、「辛」と同じで、普通は一番とか三番とか五番とかあるんですが、その十五番っていうのは店にもない超激辛という事で、辛いもの好きの私は買ったのです。
 で、木曜日に買って、土曜日に使ったのですけど、その間に風邪を引いて、結構重かったのです。
 胃もかなり痛くなりましたし。
 で、同じ店に売ってた生姜鍋を買っておけばよかったと思ったのですが。
 で、三週後くらいにもう一回挑戦したのですが。
 風邪も完全に治って、胃も問題なかったのですが。
 胃が激痛に悶えました。
 半日くらい胃痛に苦しみました。
 あれは、きつい。

 こんな感じですかね。


最終更新 2017/12/10 10:26:52



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2017年10月15日の日記 
スマホと101。 [小説]
 さて、NEXUS5Xを買ってから、そろそろ二年になります。
 本体の支払いもあと3回となり、そろそろ次でも買うか、と思ったのですが、めぼしいスマホが出ていません。
 別にスペックに不満もないので、このまま使い続けることを検討しています。
 とはいえ、継続使用にはバッテリーがそこそこ弱ってきているので、バッテリーの交換が必要となります。
 そんなわけで、バッテリー交換をしようと思っています。
 もちろん、自己責任で蓋開けるやつです。
 NEXUS5交換したとき火を吹きましたが、その後も動いてますし何とかなるでしょう。
 これであと二年は持つことでしょう。
 さて、そうなるともう一つ悩むことがあります。
 携帯会社をこのままにするかどうかです。
 今の携帯会社はワイモバイルですが、ここは9年前、イーモバイルが初めての携帯電話を出した時からの契約です。
 それで四年前にNEXUS5を買い、そのままワイモバイルになったのですが。
 現状、スマホプランMの3980円にオプション1300円で通話無料、6GBなのですが。
 ワイモバイルって中途半端なんですよね、独自回線もなくなり、ソフトバンク回線になりましたし、その割にそこそこの値段しますし。
 MNPするのなら、楽天モバイルが私にとっては最適解なんですよね。
 通信容量5GB、通話30秒20円で、基本料2150円。
 オプションでWifiつけても362円。
 更に言えば、楽天の買い物が全てポイント1倍プラスになるわけです。
 私は毎月楽天で10万円くらい買い物をするので、1000円分ですね。
 これで行くかどうかはまだ検討中ですが、端末代を払い終わるまであと三か月ありますので考えます。

 101は、まだ書き進めています。
 そろそろ書き上げたいと思ってますけど、まだ最中です。


「いい加減起きなさいよ!」
「…………っ」
 頬が痛い。
 あれ? 今、殴られた?
 もう、朝か……。
 まだ怠いけど、起きないと──。
「起きろって言ってるでしょ!」
 更に派手な音と痛み。
 今度は思いっきり頬を引っ叩かれた。
「痛ってえなあ! ソリティ、お前いい加減に──」
「……っ!?」
 俺は、いつも通りの事をした。
 ソリティの構って攻撃から逃れるには、逃げるより抱き寄せた方が早い。
 だから、今日も抱き寄せたのだが、抱き心地が、いつもと違う。
 いつもより大きい。
 体温も高い。
 柔らかさは……いつも通りだけど、そう言えば、胸の圧迫がいつもよりないな。
 不思議に思って顔を上げると、そこには真っ赤な顔のフレイズがいた。
 潤んだ瞳で呆然と、俺を見ている。
 そして、俺は直感した。
 あ、これ、逃げないと。
「俺、ちょっと用を思い出したから、じゃ、また」
 まだ我を取り戻していないフレイズにそう言って、ダッシュで逃げる。
 あ、しまった、奥に逃げてしまった、袋小路だ。
「オボロォォォォォォォォォォォッ!」
 ヤバい、殺される。
 この奥ってこの子たちの部屋しかなくって行き止まりだよな?
 とりあえず、ソリティの部屋に逃げて──。
「焼いてやるぅぅぅぅぅぅぅっ!」
「鍵かかってるし!」
 あ、俺、死んだ?
 いや、他の部屋に逃げよう、隣の部屋に──。
「あちっ!?」
 肩を炎がかすめた!
 ヤバいヤバい、あいつ本気だ!
 俺は躊躇することなくドアを開け、そして閉じて鍵をかけた。
「ふう……」
 一息ついてふと、色々なことを思い出す。
 術式を完成させて、俺はその場に眠ってしまった事。
 他のみんなもその場に寝てしまった事。
 おそらく先に寝たソリティは先に起きて部屋に戻ったであろう事。
 そして、この部屋は、入った事のない部屋である事。
 妙に防火設備の整った部屋。
 部屋の空気は、フレイズに近づいた時のそれに似ていた。
 あ、俺、終わった。
 がちゃがちゃ、と、鍵穴から鍵を開ける音がした。
 俺は、覚悟を決めて、直立してこの部屋の主を迎えることにした。
「オォォォォォボォォォォォロォォォォォ!」
 まるで化け物のような声で呻きながら部屋に入ってくるフレイズ。
「お帰りなさいませ、お嬢様」
 だが、俺は、慇懃に深く頭を下げる。
「……え? な、何よ?」
 よし、唖然とさせることで、初手は逸らした。
「お疲れのようでしたら、今日はお眠りくださいませ。後は私どもで何とか致しますので」
「え? え? 何よ?」
 俺はそっとフレイズを奥にエスコートする。
「どうぞ、お眠りくださいませ」
「あ、うん、でも、お風呂入ったりしたいし……」
「ウェンリーお嬢様もお疲れのようです。また後にいたしましょう」
「ちょ、ちょっと……!」
 俺は、フレイズを抱き上げてベッドに寝かせる。
「お休みなさいませ、お嬢様」
「おや、すみ……?」
 そのまま、フレイズをベッドに寝かせて気取った感じで部屋を出てきた。
「さて」
 俺は、ソリティの部屋にまだ鍵がかかっているのを確認して、術式を持って家を出た。
「オボロォォォォォォォォォォォッ!」
 という、今更、話を逸らされたことに気づいたフレイズの叫びを背に聞きながら。

「オボロさん、疲れてるっすか?」
 術式を手渡すため、いつもうろついている広場で休んでいて会ったシャルに、開口一番そう言われた。
「うん、昨日夜遅くまで作業してて、今朝も叩き起こされて逃げるように出て来たからな。穏やかなところで寝たい気分だ」
 あの家のどこにも俺の安住の場所はない。
 ソリティの部屋にもソリティがいるからな。
「大変っすねー」
 完全に全く他人事として応えるシャル。
「……これが術式な」
 年下の女の子に同情してもらおうとしていた自分に恥じて俺は持ってきた術式を渡す。
「ありがとうございますっす! 出来たってことは、きちんとヴェニーラ様に伝言伝えてくれたってことっすね?」
「え?」
 そう言えば、なんか言われたっけ。
 大丈夫と言ってた
「ごめん、忘れてた」
「あー……そっすか。え? でも、それ言わずによくヴェニーラ様が引き受けましたよね?」
「普通に説得したからな」
「はー、凄いっすね。何と言ったのですか?」
「術式で家を守れるって事と、一人で抱え込むなってことで説得した」
「なるほどっす……ってことは、ヴェニーラ様の本心まで理解した上でっすか、流石っすね」
 ひとしきり感心するシャル。
 って言うか、ちょっと待てよ?
 よく考えると、ヴェニーラに「大丈夫」って伝えればいいって事は……。
「シャル、お前はエルマル侯爵家が『大丈夫』ってのはどうして知ってたんだ? はったりか?」
「さすがに今のヴェニーラ様にそういう嘘は言えないっすよ。えーっと、色々あって、エルマル侯爵家は最早ヤルナ男爵家……こういう言い方は、大変失礼なのは理解しているっすが……ヤルナ男爵家ごときは敵だとも思っていないと知ったのです」
「そっか……」
 侯爵家様は、過去に落とした男爵家のその後になんか興味ないって事か。
 その令嬢がどれだけ憎んでいても何も出来ないって思ってるのか。
 腹が立つが、強い敵がこちらを向いていないのは都合がいい。
「それであの、申し訳ないっすが、自分も持ち合わせがなくって……納品していただいたのはいいっすけど、今は二十万エメルしか払えないっす……」
 すまなさそうに上目遣いのシャル。
「そっか、そりゃそうだよな」
 冷静に考えれば、商人と言えど百万も持ち歩いている方が危険だろう。
 それにこの子は行商人だから、大きな利益を上げるような商売じゃないだろう。
「ですから、残りは納品後でいいっすかね……? 本当はこんなやり方をしたことがないんっすけど……」
「いいよ、それで。シャルなら信頼出来るし」
 普通なら、広場に来れば会えるだけの子に八十万もつけにするなんてことはありえないが、この子は商売相手でもあるし、お互いいなくなれば困るのも事実。
 だから、信用しよう。
「ありがとうございますっす! 納品したらきっと持って来ますっす!」
 シャルは嬉しそうに何度も頭を下げる。
「そうだな。こっちこそありがとう、こういう案件は今後もあればいくらでも持ってきてくれ」
 そう言ってシャルと別れる。
 そのまま帰ろうと思ったが、まだフレイズが怒っているだろうから、いい食材でも買って帰って、打ち上げでもするとか言って誤魔化そう。

 そして、その後、家に帰って怒鳴るように出て来たフレイズを俺は陽気に金になった事を告げ、これから打ち上げをすると言って乗せたが、両手を荷物でふさがれた状態で引っ叩かれた。



最終更新 2017/10/15 22:00:53



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2017年10月7日の日記 
101はまだ書いている。 [小説]
 久々に日記を書きます。
 私は元気です。
 夏は色々疲れて、体調はガタつきましたけど一日しか体調不良で休んでいません。
 歯がボロボロと崩れ落ち、激痛が走る事態になりましたが、元気です。
 歯が痛くて一回早退しました。
 小説も書いていました。
 書いていたはずなんですが、何故かどこにもありません。
 なろう連載は全て止まったまま。
 今、101を書いています。
 8月も101書いてましたよね。
 未だに完成していません。
 別に書いていなかったわけではありません。
 毎朝カッフェに行って書いてから通勤して、仕事終わてからカッフェで書いてます。
 休日はファミレスに行って書いてます。
 それでもなんか進んでません。
 月一で書けるつもりで予定入ってるので、HJ向けの100書いた後、GA向けの101と102、あと美少女向けの作品も書く予定でしたが、減らすしかないですね。
 とりあえず、頑張ります。

 そんなわけで101書いてます。
 やっと徐々に乗ってきた感じです。
 気温が下がってきたからでしょうか。
 書き続けます。


「ヴェニーラ、いいか?」
 ヴェニーラは部屋にいるとリビングにいたフレイズに聞き、部屋のドアをノックした。
「んー?」
 ヴェニーラの返事は、いつものぼーっとしてるいつもの状態だった。
「ちょっと、次の商品の使用を渡したい」
「んー」
「あと、シャルについて訊きたいこともある」
「…………」
「ヴェニーラ?」
「分かりました、お入りください」
 部屋のドアが開く。
 理知的なヴェニーラが俺を迎える。
「申し訳ありません、お客様をお迎えする準備がこの部屋にはございませんので、失礼は承知ですがベッドにおかけください」
「うん、あ、適当でいいよ。俺が押しかけたんだから」
 俺はそう言ってヴェニーラを座らせる。
「まずはこれ。新しい術式の仕様。自動で清掃してくれる術式だ」
「それは素晴らしいですわね」
「それで、これをいつ量産するかはこれから決めるんだけど、シャルがいつまでどれだけのパン製造術式を売ってくれるかにかかってる。そこで訊きたいんだが──」
「パン屋さんの仕事を圧迫する術式を、シャル様がいつそれに気づき、販売を取りやめるか、ということですわね?」
「え? うん……え?」
 何も説明していないはずなのに何でこの子知ってるんだ?
「私は別に知っているわけではありません。思考の奥で推測していた事を口にしただけの事ですわ」
「推測……?」
 思考の奥で推測していたって何だろう?
「非常に言葉が足りずに申し訳ありません。最初からご説明いたします。私はある程度知識を得た頃から、自分で考えをまとめたり推測したり結論を出したりという事を繰り返すようになり、いつの間にか、現を忘れるほど没頭するようになりました」
「没頭……ってもしかして?」
「はい、普段は思考中であるため、ほとんど感覚や意識のない状態です。深く広いことを考えているため、声をかけられるとそこから戻って来るのにとても時間がかかります」
 その感覚は、分からないこともない。
 俺だって、集中して仕様の検討をしてる時に話しかけられるとイラっとするし。
 でも、こんな上品で貞淑そうな女の子が、あんなアレみたいになるまで思考を止めないってどうよ?
「少し前まではずっと魔法の事を考えておりました。私の研究を更に発展させるにはどうすればいいか、親切にも手伝っていただけるソリティの土魔法も使って何か出来ないのかをずっと考えておりました」
 ソリティは脅されてると思ってるけどな。
「ですが、学園を卒業してしばらくしてからは、今後の生活を考えることも増えました。どうすれば四人全員が幸せに暮らせるのかを」
「うん、それって、ヴェニーラが考える速度を落として、貴族の研究所で働けばいいんじゃないか?」
 何せ、学年首席卒業生だ、しかもこの上品さなら、貴族相手に向いているかも知れない。
「それは……無理ですわ……」
「無理って、どうして?」
「私は、雇われません……」
 悲し気に口にするヴェニーラ。
 理由は分からない。
 ただ、これは訊かない方がいいかな、と直感した。
 この上品な口調と関係があるのかも知れないし。
 もしかするとこの子、この国の王女様だったり?
 いやいや、それならこんな貧乏な暮らしして追い詰められていないだろう。
「オボロー様、話しを戻してもよろしいですか?」
 この話はあまりしないでくれ、という軽い拒絶をもって話の続きを促す。
「ああ、そうしようか。えーっと……何の話してたっけ?」
「シャル様がパン屋さんの生活を圧迫していることに気づき、術式の販売を停止する可能性の事でした」
「そうだったな。あいつが普通の商人なら当然自分の利益を第一にするだろうし、それは別に悪い事じゃない。資本主義は生存競争だからな。でも、あいつはどうだろう、って思ったんだよ」
「資本主義は生存競争……興味深いお話ですね。またお聞かせください。それで彼女ですが、絶対に分かった時点で止めると思います」
「絶対、と来たか……」
「はい、絶対に、です。パン屋の宣伝をすることすらありえます」
 穏やかで物腰柔らかい彼女が、断定する口調で言う。
「シャルってヴェニーラにとってどういう人間なんだ?」
 年齢もおそらく違う。
 お嬢様のようなヴェニーラと元気で親しみのある庶民のシャル。
 共通点があるようにも思えない。
「……親友、いえ、元親友、と呼べばよろしいのでしょうか」
「元……? 喧嘩でもしたのか?」
「いえ、私達二人は、今でもお互いを嫌いではありません。ですが……体面上、と申しましょうか。私とシャル様は、人前でお会いできるような関係ではなくなりました」
 体面上……?
 ヴェニーラの家が高貴な家で、と思ったが、ここにいる時点でそうじゃない。
 この子の生出には秘密もありそうだけど、こんな性格だから勘当されたとかなんとか、つまりは気安く立ち入ってはいけない気がした。
「分かった。シャルは親友で、だからあいつは術式の販売はやめると。そういう事だな?」
「はい、それと、これは私は家計を存じませんので強く言う事は出来ませんが、彼女は最初に百枚買うと言ったのでしたら、売る気がなくても百枚買ってしまうと思うのです。ですけど──」
「ああ、分かってる。あいつが売らない商品は俺も売らない。清掃術式をいち早く実用化しよう」
「はい、ありがとうございます」
 ヴェニーラはほっとしたように微笑む。
 それを確かめると、俺はヴェニーラの部屋を後にする。



最終更新 2017/10/07 23:22:35



トラックバック: http://d-maki.jp/tback/tback.php/2017/10/07


2017年8月17日の日記 
一年と101。 [小説]
 さて、一年経ちました。
 赤いモバイルパソコンを購入してからちょうど一年です。
 そして、SIM入りタブレットを購入してからも一年です。
 えー、パソコンやタブレットを買うと色々なものが特典として一年無料で使用できるものが付いてきます。
 まあ、私の使わないものもついてくるのですが、とりあえず、私の使うのについて来たのが、Office365の一年分と、GoogleDrive100GB一年分でした。
 Officeは元々カード引き落としだったので、そのまま自動的に引き落としに戻るようです。
 が、GoogleDriveは元々無料で使えて色々無料追加されて17GBを使っていたのですが。
 この一年、117GBになっていましたが、今の使用量13GBなんですよね。
 GoogleDriveは主に創作データが入っていますが、毎日ONE DRIVEに自動でバックアップされています。
 ですから、全データは入っておらず、比較的新しいのしかなく、それも調整可能なので、このまま課金せずに行くかもしれません。
 が、私はシステムを常用するのに課金しない、ということはまずありえないのです。
 無課金の人がいるのは一向に構わないのですが、システムというのは金を持っている人間が、多少のアドバンテージとともに課金するから、誰もがシステムを利用することが出来るのです。
 私は今多少金があるので、課金側に回っておきたいのです。
 将来私に金がなくなったら今度は無課金に回りたいので。
 ですからDriveの方は検討中です。


 さて、今は101を書いています。
 今度のは一年半ぶりに異世界転生ものにしました。
 そろそろ流行も終わりなので、最後にネタを消費したいと思いまして。
 主人公は31歳のSEです。こっちの世界では。


「あ、起きたわね?」
「……?」
 目を開くと、目の前に俺をのぞき込む赤い瞳があった。
「あ、れ……?」
 赤い目?
 俺が見返すと、顔が近いことに照れたのか、離す。
 赤毛ツインテールの赤目、肌の色は白人のそれのように白い。
 外国人、だよな?
 赤いTシャツかタンクトップの上にオレンジの上着を着て、下がピンクのミニスカート。
 暖色系がラッキーカラーの子なのかな?
「ウェンー、こいつ起きたぞ?」
 女の子は奥の誰かを呼ぶ。
 ……ん?
 外国人っぽい子が話す、日本語じゃない言葉。
 うん、その言葉は確かに日本語じゃない。
 ないんだけど、何故だか俺はそれを理解出来た。
「あら、ちょっと待っててね?」
「はやくー!」
 言ってる意味は理解出来る。
 だけど、これが日本語でないことは分かる。
「あれ……俺、どうしたんだっけ……ええっ!?」
 俺は一人つぶやいたのだが、俺自身がその、どこの言葉かも知らない言葉が口から出て来ていた。
「あれ? これはどういうことだ……?」
 俺の知っているのは日本語と英語だけだ。
 英語も話し相手が広州や大連のエンジニアだから、ネイティブのそれとはかけ離れている。
 俺はいつの間に第三の言語を話せるようになったのだろうか?
「ちょ、ちょっと……?」
 目の前の女の子が少し心配そうに、だが遠慮がちに声をかけて来る。
 女の子は見る限り十代の後半に見えるし、俺みたいなおっさんに声をかけるのが怖いってのはまあ、なんとなく分かる。
 俺みたいな若い頃はそれなりに格好良かった奴でも三十代になれば見た目も老いて来るし、それが周囲には貫禄として映る。
 貫禄ってのは、同時に若い子は話しかけづらくなるわけで、この子がそうなるのもまあ、仕方がない。
「ここは、どこだ?」
 俺が目の前の女の子に聞いたら、慌てて目をずらして戸惑う。
「ここは私たちのシェアハウスよ? あんた、そこの川岸に倒れてたから連れて来たのよ」
「そうか……」
 いや、待て。
 ちょっと待て。
 納得しかけたが、そもそも俺、川岸なんて行ってないし、だから、そこに倒れていたなんてありえないんだけど。
「えーっと……」
「大丈夫? どこも打ってない?」
 その子に何か話をしようとしていたら、脇から別の女の子が出て来た。
「いや……多分大丈夫、だけど……」
「さっきも確認してみたけど、一応もう一度確認するわね?」
「え……?」
 そう言うと、その女の子は、俺に抱きついて来て、顔を俺の胸に埋める。
「ちょ、ちょっと!?」
 俺の目の前に、水色のストレートロングが揺れる。
 いい、匂いだなあ、と思った瞬間、え? 水色? と、もう一度見返す。
 確かに染めている様子はなく、毛根から水色の髪が目の前にある。
 これは一体、どういうことだ?
 その疑問を思った瞬間、俺の胸から女の子が離れる。
「特に問題はないようね。ただ、脳波に少し不思議な動きがみられるけど、あまり関係なさそうだわ」
「じゃ、問題ないのか、よかった」
 ほっとするような赤毛の子。
「あの、ここはどこで、あんたたちは誰だ? いや、助けてもらって悪いけど、どうしても確認したくてさ」
 俺の問いに、二人が一度驚いて、顔を見合わせる。
「だから、私たちのシェアハウスって言ったわよね?」
 少し怒り気味に赤毛が言う。
「フレちゃん、そういう意味ではないと思うわ。ここはステリエ王国首都、アルメル魔法学校のそばの一軒家よ。私はウェンリーで、この子がフレイズ。少し前まで魔法学園の学生だったのよ」
「なるほど、分からん」
 なんだかメッセージウインドウなしにチュートリアルの説明を聞いているような気分だ。
「という事は、遠くから来たのね? どこ国かしら?」
「……えー……」
 出て来ない。
 いや、俺の住んでいた国は日本で、住所も最寄り駅も全て覚えているのだが、言葉にしようとすると、何も出て来ない。
 今、話しているこの言葉にはないからだろうか。
「? どこから来たのよ?」
 赤毛の子、フレイズだっけ、が、いらいらするように促す。
「……遠くから?」
 俺は、取りえず出てくる言葉で表現できそうなのを選んだ。
「何よそれ! 私たちには言えないっていうの!?」
 フレイズがキレるように怒る。
 胸倉を掴む勢いで顔を寄せて来るので、俺は少しひっこめる。
 いや、三十過ぎのおっさんとして、若い女の子が顔を近づけて来たら臭いとかキモイとか言われる気がて怯むんだよ!
「言わないんじゃなくて、言えないんだよ! 何だかよく分からないけど、言おうとしても出て来ないんだよ!」
「そう……それは、呪いをかけられている可能性があるわね。もう一度、いいかしら?」
 そう言って、ウェンリーと名乗った女の子が、再び俺の胸に顔を埋める。
「…………」
 俺は無心になろうとしているが、なかなか難しい。
 目の前の若い女の子の頭があると、なかなか冷静になれない。
 落ち着こうと深呼吸でもしようものなら、思いっきり周囲に漂っている匂いを吸収してしてしまうかも知れない。
 なんてことを考えていたら、フレイズと目が合った。
「なあ、ウェン、こいついやらしい事考えてるぞ?」
「か、考えてねえよ!」
 いやらしくはない。
 いやらしくはない!
 俺は十分抗っていた、これは不可抗力だ。
「え? いやらしいってどういう事かしら?」
「その……色々だよ!」
 ウェンリーに真正面から問われて、答えに躊躇って口ごもる乙女(フレイズ)。
 いいと思います。
「ほら! 今も微笑んでるし!」
「微笑むくらい誰でもするだろ! 俺だってもうこの歳だ、お前らガキに変な気持ちになることはないんだよ!」
 そんなことはない。
 三十過ぎたおっさんの俺だけど、いまだにJKに寄って来られると興奮するし、だからそれを隠すために拒絶してる。
「ガキってあんたも大して年齢変わらないでしょうが! 遠くに来たからって自分だけ大人のつもりなの!?」
 フレイズの怒鳴りの意味が、最初は分からなかった。
「そうりゃそう……え?」
 だから、言い返そうとして、言葉を止めた。
「あんたの顔、私たちと同じくらいにしか見えないんだけど! 上って言っても一、二年でしょうが! その程度でいちいち威張るなって言ってんのよ!」
 言い返す、フレイズ。
 え? この子、何言ってるの?
「あの、悪いけど、鏡あるかな?」
「鏡? ええ、水魔法鏡でよければ」
「よく分からないけど、それでいい」
 ウェンリーから手鏡のようなものを受け取る。
 そこに映っているのは、俺だった。
 ただ、俺の知っている俺とは少し違う。
 確かにフレイズの言う通り、十八歳くらいの俺が、そこに映っていた。



最終更新 2017/08/17 0:19:37



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2017年6月25日の日記 
鍋と100。 [小説]
 三月ごろにそろそろ鍋をやめるとか言ってましたが、まだ鍋が続いています。
 あれ、楽なんですよ、食材切って鍋に入れておけばいいだけなので。
 飽きないように色々と食材も変えられますし。
 鍋汁は減りましたけど、定番はなくなりませんからね。

 さて、今は100を書いています。
 まあ、キャラが乗ってないんですよね。
 後で大幅に書き直すかもしれません。

「確かに賑わってるなあ。あの頃よりも」
 ダンジョンを抜けだし、秘密の通路から街に来た俺は、その賑わいに驚く。
 俺の曖昧な記憶では、もっとこう、牧歌的な街だったように思う。
 今では別に市場というわけではないのに、そこかしこから商品の魅力を叫ぶ声が聴こえてくる。
 それを見ながら、時には立ち止まりながら、歩いて行く大勢の人々。
 まるで城下町のような賑わいだな。
 それに、やっぱりこの街は若者が多い。
 中には結構強そうな武装をしている奴らも混じっている。
 あいつらがダンジョンに臨む奴だろうな。
 強そうに見えるし、実際強いんだろう。
 あいつらの中に、ナタまでたどり着く奴が何人いるだろうか?
 楽しみだ。
 俺をわくわくさせるような、強い奴らは、この百年で生まれただろうか?
 それとも、一切変わっていないのだろうか?
 ま、そうそう変わるもんでもないだろうけどな。
 などと考え事をしているうちに、思わず小さな通りに入ってしまった。
 ま、迷うのもいいさ。
 そんなに広い街でもないからな。
 奥に歩いて行くと、さっきまであれほど人が溢れかえっていた割に、ここにはほとんど人がいない。
 建物もあるのだが、古びていて人が住んでいるのかどうかも分からない。
 いや、住んではいるようだ。
 気配のようなものはある。
 だが、誰も出て来ない。
「よう、そこの奴」
 声が響く。
 振り返ると男が三人ほどで立っていた。
「俺か?」
「そう、お前だ。ここらがうちの縄張り(シマ)ってのは分かってんだろうな?」
「ああ、そうだったのか?」
 人間というのは、人間という種類の中で更に種類を分け、それぞれが縄張りを持ち、他人の縄張りを奪ったり奪われたりする習性があったな。
 それの事かな?
 けど、あれはもっと大きな、王国と呼ばれる単位でやっていた気がするが、俺がいない百年の間に、それが細分化されたって事だろうな。
「知らなかった。悪かったな? それで、確か、国境、だったっけ? それを越えるには何をすればよかったんだ?」
「国境? てめえ、何言ってんだ?」
 三人が笑う。
 あー、これ、いい笑い方じゃねえな。
 俺を嘲笑するような笑い方だ。
 いやでも、しょうがないだろ? 俺もさっき目を覚ましたばかりなんだからよ。
「悪いな、ちょっと事情に詳しくなくてさ、で、俺はどうすればいいんだ?」
「そうだな、ま、金を置いて行ってもらおうか、通行料ってやつだ」
 通行料か、そりゃ面倒な世の中になったもんだな。
「あー、悪い、金持って出て来るの忘れた」
 ナタと俺の部屋には結構な財宝があって、ま、一応は俺たちを倒した奴らの報酬ってこと人なるんだが、俺が街に出る時は、それを少しだけ持ってきて、街で換金していた。
 けど、今日はそんな事忘れてたし、今のこの身体でナタの隙をつくのは結構難しいので、何も持たずに出て来た。
 つまりは文無しだ。
「だったら、てめえの家に取りに行けよ、俺らもついて行ってやるからよ」
「ついでに家の場所覚えて、これから何度も訪ねてやるよ、金がなくなったらな」
「いやあ、家に帰るのは、今は無理だな。ちょっと怒ってる奴がいるだろうからな」
 今帰ると、ナタに怒られて、もうしばらく出してもらえないだろう。
 情けないことだが、今の俺は、あいつより遥かに弱いからな。
 本調子でも無傷で勝てるってほどじゃないと思う。
「おいおい、てめえの事情なんて、こっちは知らねえんだよ。さっさと行くぜ?」
「いや、ちょっと無理だな」
「ざけんなっ!」
 顔面に衝撃。
 バランスを崩し地面に倒れる。
 ああ、俺、殴られたのか。
「こっちが優しくしてるうちに言う事聞いとけよ? てめえの家の全財産奪ってやってもいいんだぜ、こっちはよ!」
「あー、俺、かなり弱くなってんな」
 こいつの殴る拳は見えていたけど、避けられなかった。
「さっさとしろや! もう一発食らいてえのか!?」
「んー、そう言われてもっ……!」
 また殴られた。
 ああ、でも痛みも鈍ってるみたいだな、何も感じない。
 あー、これどうしようかな。
 もしかするとこいつらって──。
「何してるのよ!」
 違う方向からの怒鳴り声。
 それは、勇ましい、女の声。
「何だあいつ?」
「げ、あれ、ザンズス道場の自警修業だぜ?」
 男たちの声に焦りが混じる。
 なんだその、ザンスズ道場って?
「構わねえよ、女一人だ。囲んで痛めて犯しちまえ!」
 三人は女を囲む。
 女は人間の年齢で二十年も生きていないだろう。
 赤毛の長い髪をポニーテールにまとめている。
 こういうタイプを長身スレンダーって言うんだろうな、多分俺よりも結構身長は低いんだが、おそらく鍛え上げられた痩身のおかげで長身に見える。
 動きやすいからか、身体の線が出るような服を着ているので、その身体が鍛え上げられていて、しなやかに動くであろうことが分かる。
 だが、流石に男三人相手では難しい。
 この三人は特に鍛え上げられた様子はないが、六つの手から身を守りながら、攻撃をするは手が足りない。
 もちろん、やり方がないわけじゃない。
 あれだ、あれ……出て来ないけど。
「おらぁぁぁっ!」
 一人のかけ声で、全員が動く。
「やっ!」
 女は十分に引きつけた上で背を下げ、一瞬で囲いを飛び出した。
「ぐぁっ!」
「てめ……!」
「いでぇっ!」
三人はそれぞれぶつかって、頭を打つ。
 頭を抱え、一人がうずくまる。
 だが、こいつらは頭を抱えている暇などない。
 今は戦闘中なのだから。
「やっ!」
「ぐへっ!」
 一人が、女の拳を鳩尾に入れられ、くの時となり、倒れる。
「はっ!」
「あがっ!」
 そして、別の一人が上段蹴りで顔面を蹴り上げられる。
 あー、あれは脳に来たな。
 そのまま足を崩す。
「あんた達も働きなさい! この街は出来る仕事が沢山あるはずよ?」
「くっ……!」
 三人は返事も反論もなしで逃げていく。
 えーっと、これはどういう事だろう?
「なあ」
「大丈夫だった? あいつら、ここら辺で仕事もせずにお金を巻き上げてるから注意して? あなたも腕に自信がないなら、大通りを歩きなさい?」
「いや、腕に自信がないわけじゃないんだけどさ、ちょっと聞いていいか?」
 俺は、どうにも状況が掴めてはいない。
 結局どういうことだろう。
「何よ?」
「さっきの奴らに通行料を求められて、俺、今金を持ってなかったんだけどさ、これって踏み倒したことになるよな?」
「は?」
 女は、俺を馬鹿にするような表情をする。
「いやさ、俺はこの街の最近の事情を知らないんだよ。だから、もし通行料が必要なら悪いことをしたな、と思ってさ」
「通行料なんて必要ないわよ。普通に考えて、こんな裏の道通るのに、どうしてそんなものが必要だと思ったの?」
「そっか、ありがとうな、教えてくれて」
 百年経っても、大して状況は変わっていないようだ。



最終更新 2017/06/25 13:25:55



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