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2016年6月26日の日記
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パソコンその後とコミケと91。
[小説]
新パソコンですが、その後いろいろありました。
・3TBHDD
届きました。
で、パソコンを開いて組み込もうと思ったのですが、私の買ったパソコンは、私はそういう目的で買ったわけではないのですが、コンパクトな奴で。しかも最近のパソコンは増設用のプラグとかも全てカットしてコストダウンしているので、マザーボードには増設できるプラグはあるのですが、設置する場所がありません。
しょうがないからサーバに取り付けようと思っていますが、こっちもダメでした。
どうしましょう。
・HDデュアル化
前にも言いましたが、余ってたモニタが二つともDVIだったのですが。
デュアルで使うには、片方をRS232Cにするか、どちらかをHDMIに変える必要があるのですが。
その変換器を買ったのですが、これがパソコンではDVIの隣にあるので、変換器が狭くてはまらないのです。
いえ、HDMIとDVIだけならちょうどはまるのですが、DVI→HDMIだと幅がDVI分必要なので。
しょうがないので、HDMI延長コードを買って、つけました。
それでやっと両方HDになりました。
二台目でBDがみられるというそれだけのためでしたが。
さて、これまで何も言っていませんでしたが、夏コミには当選しています。
三日目のパ13bです。
今回Twitterでアンケート取ったら、「ハイファンタジーコメディ」になったので、ちょうど直近の富士見ファンタジアで二次落ちになった「絶対に笑ってはいけない王国」を出すことに決め、イラストもえいなさんにお願いしました。
また、いろいろ決まりましたら言っていきます。
91ですが、一度最初から見直しをしていましたが、追いつきました。
今回初めてのプロットの書き方ですのでいろいろ考えることも多いのですが、何とか書いていけそうです。
今時は既に有名でない人の品は全く売れていない時代ですから、そこに新人が割り込むのは大変ですが、それはそれとして、商業で出版する前に賞レースで勝つ必要があるので、それに特化したものを作る必要があると考えています。
「くにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」
なんだか、とても情けない、くぐもった女性の声が穏やかな町に響く。
事件か? と、俺は身構える。
俺が行ったところでどうにかなるものでもないけど、一応は聖剣も持っていることだし、行ってみるか。
声の聞こえた大通りに走る。
「く、くにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」
大通りの中心を、そんな声で叫びながら、走っていく女の子がいた。
それがあまりに衝撃的で、俺は目が離せなくなった。
女の子は、頭にフルフェイスの兜を冠っている。
だから、顔は全く見えないが、若い女の子であることは声から分かる。
そのいかつい兜は、おそらく若い女の子であるその子を近寄りがたくしていた。
いやそれよりも、俺が、いやそこにいる原住民も含めて彼女に近寄りがたくしている理由はアレだ。
その子は、フルフェイスの兜しか身にまとっていない。
うん、その、おそらく若い女の子と思われるその子の兜の下は、一糸まとわぬ全裸だった。
スタイルは少しやせているくらいでそこそこ、胸も大きいとは言いがたいけど小さいわけじゃない。
そんな大きさの胸でも、何も押さえるものがないと、全力で走れば、当然揺れる。
「くにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」
時々そんな胸の揺れを時々押さえながら、情けない声で叫びながら取り過ぎていく彼女を、俺はただ、見守ることしか──。
「くにゃぁっ!?」
その子が、俺の存在に気付くと、驚いたように跳ねて、転びそうになる。
「にゃ、にゃぁぁぁっ!」
そして、さっきまで思いっきり見せつけていた身体を両手で隠し、恥ずかしそうに身をよじる。
え? なに? 恥ずかしいの?
恥ずかしいならどうしてこんなことしてるの?
ていうか、他にも人は沢山いるのにどうして俺だけ?
「く、く……くにゃぁぁぁぁぁぁんっ!」
少し泣きそうな声で、その子は走って行ってしまった。
……何だったんだあれ?
痴女ってやつ?
前世で見たって奴が時々いて、都市伝説になったあれか?
だけど、うん、いいもの見れた。
何度も言うけど、恋愛と性欲は別物だから。
同年代の女の子の裸は気になるし見たいし触りたい。
それだけのことだ。
「なんであんなことしてるんだろうね?」
他人にあまり興味のないラメルースンが、ふと、そんなことを言い出した。
「まあ、文化の違いもあるし分からないけど、色々あるじゃないかな?」
「あれ、この前のショウジの言葉は関係ない?」
「……え?」
「ないならいいや〜」
「いや、ちょ、ちょっと待って? どういうこと?」
何でいきなり俺を絡めてきた?
「……アヤカがあんなことしてるのは、どうしてか気になっただけだから」
「……え?」
アヤカは毎日ご飯を作りに来るので、ラメルースンは彼女を歓迎すべき人と認定している。
だからこそ、他人に興味のないラメルースンが聞いてきたわけで。
いや、そんなことより……。
「さっきのって、アヤカだったの?」
「何で見て分からないの〜ふぁ〜」
いや、見えてた部分は隠れてるし、隠れてた部分が見えてるけど意味ないし。
確かに背格好は同じくらいだけど、それ以外が衝撃的過ぎて印象には残ってないし。
……でも、あれがアヤカなら、もっとじっくり見ておけばよかった。
いやさ! 普段会ってる女の子の裸って気になるだろ? 気にならないとは言わせないぞ!
「…………」
そんな気持ちが表情に出ていたのか、ラメルースンが眉をしかめて俺を見ている。
「ラメルースンってさ、アヤカの裸って言うか、恥ずかしいことに関しては厳しいよな」
「そんなことはないよ〜。ただ、小剣は沢山の男のエロい部分を剣として見せられてきたの。だから、男のそういう部分は嫌なだけ」
「沢山の男の……って、お前中古かぁぁぁぁっ!?」
あかん。
やる気がなかったりするのはいいけどさ。
成長するのは、まあ、魔力放出して戻るならいいけど。
中古は、中古だけはあかんでぇ!
「中古じゃないよ。小剣はリダー様が丹精込めて作られた本体をコピーした量産型の剣だけど、新品」
「量産型?」
確かにリダーさんがそんなことを言ってた気がするけど……。
「だから、他の精霊とは一つの精霊であり別の精霊。他の精霊の記憶もあるよ〜」
「そうなの?」
「量産型だから、リダー様が作った精霊を分けているだけ」
えーっと、それは神社の分祀とか、そういうのと同じかな?
とにかく、ラメルースンは男のエロい部分を見せつけられて、男のそういうものに冷たくなっているってことか。
「いや、でもさ、男ってそういう生き物なんだよ!」
「…………」
「男がエロくないとさ、子孫は繁栄しないんだよ!」
「へー」
俺は時間にして十分くらい、ラメルースンにエロの必要性を説いていたが、ラメルースンはほとんど興味を示さなかった。
それとは別で、周囲にいた奥様方が妙に俺の話に聞き入っているのに気づき、俺は逃げるようにその場を離れる羽目になった。
多少遅れたが、俺はまっすぐ家に帰り、自分の部屋に入る前に隣の部屋に直行する。
呼び鈴を押してしばらく待つ。
「はいー、あ、ショウジさん? どうかしました? お困りごとでも?」
俺を優しく迎えてくれるアヤカ。
いつもの淡い色のワンピースを着ている彼女が優し気に微笑む。
「いや……そっちこそ困ってることないのか?」
だが、その顔から上が赤く上気していて、髪も何かを冠っていたかのようにぼさぼさで、おそらく汗はぬぐったんだろうけど、後から後から流れてきている。
簡単に言えば、直前までフルフェイスを冠って全力疾走していたようにしか見えない。
「な、何のことですか?」
「どうしてこんなことをしてるんだよ? ストレスが溜まってるのか?」
「なななな、何のことですか?」
この期に及んでまだとぼけようとするアヤカ。
「さっき、ヘルメットだけ冠って裸で町を走ってたことだよ」
「な、な……くにゃぁぁ……」
アヤカは泣きそうな声を出し、着衣しているにもかかわらず、身体を押さえてしゃがみ込んだ。
最終更新 2016/06/26 12:52:19
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